創立者、理事 渡部 陽子

当NPO法人の創立者、理事
(渡部 陽子 わたなべ ようこ)は、1975年(昭和50年)代の「荒れる中学校時代」を経験し、中学生など思春期の子どもたちの発達課題達成のための心理・社会的環境整備の必要性を感じ、核家族時代に必要な人間の誕生から死までを展望した生涯発達の啓発・普及をライフワークとしてまいりました。
平成10年東京都公立中学校長定年退職後、地域社会における子育て中の家族の自己実現(自分の目的・理想の実現に向けて努力し成し遂げること)を支援・援助することを目的として設立されました。

(東京都認証平成11年9月)

早速、地域(世田谷・港・稲城)におけるNPO活動を始め、保育付で「子育てネットで健やか思春期さわやか家族」事業を主宰し、主として人間の誕生から死までの生涯発達(エリクソン・エリクソン・キヴィニック,1988,朝長正徳・朝長梨枝子訳,老年期,2005)を展望し親も子も死ぬまで発達しながら生きる「親育ち・子育ち」の啓発・普及を推進し、いじめ・不登校・ニート問題の原因を探りその発生の減少を目指して活動してまいりました(AIU/CSPP修士論文:自助・共助・公助の仕組みによる不登校・ひきこもりの増加抑制) 特に親や大人の言いなりになるいわゆる「よい子育て」は、人間の誕生から死までの生涯発達における各発達段階(乳・幼児期・思春期)の発達課題達成がなされているかどうかの見直しが必要であると強調しております。
少なくとも義務教育就学前までに「親育ち・子育ち」の講座受講を勧め、
いじめ・不登校・ニートに振り回されることのないような親と子の「こころの育ち」について展望できる親育ちのスタートを重視してまいりました。

いわゆる「よい子育ち」の弊害は、悲惨な秋葉原無差別殺傷事件(2008年6月)を起こした25歳男性派遣社員の育ちに如実に顕れているといっても過言ではないでしょう。

どうぞ、親と子のすこやかな発達が適えられる地域社会実現のために
特定非営利活動法人 ひさし総合教育研究所の「子育てネットで健やか思春期さわやか家族」事業へのご支援・ご援助をいただきますようお願い申し上げます。


略歴
・大学卒業後重電メーカーの研究所で乾電池の改良に当たる。
結婚のため退職して子育てにあたり、長男の中学校入学と共に東京都公立中学校教諭となる。
・当時は中学生激増期で荒れる中学校時代とも言われこのときの生徒との触れ合いから、彼らの発達課題「アイデンティティ確立」のために心理・社会的環境整備の必要性を感じ、ひたすら自己実現支援の理科・道徳・進路指導や保護者・教職員の自己実現支援に心がけ、ライフワークとしてきた。

・東京都公立中学校長を定年退職後、特定非営利活動法人ひさし総合教育研究所を設立、生涯発達を推進する親育ち・子育ちを目指し「子育てネットで健やか思春期さわやか家族」事業として保育付母親向け自己実現支援講座(人間の誕生から死までの生涯発達を展望した親育ち・子育ち支援・援助の講座など)を始める。

・自身も地域社会等の課題解決の動きにかかわり

地震を迎え撃つ(東京いのちのポータルサイト
子どものインターネット危機を救う(ネット社会と子どもたち協議会
モンスターペアレンツから子どもを守る(臨床心理大学院に学ぶ)
よい子育ての見直し講座主宰、生涯現役(平成19年度総務省エイジレスライフ表彰) などに関わりながらNPO活動を14年間続けてきている。

・現在はクリニック心理士として勤務しながら、親育ち・子育ちの啓発・普及に努めている。

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